◎ATSエンジニアが解説◎ HPE SimpliVity「ホントのところ、どこがいいの?」第7回

◎ATSエンジニアが解説◎ HPE SimpliVity「ホントのところ、どこがいいの?」第7回

製造・流通・サービス

HPE SimpliVityを「月額・従量制」で使う!

第7回は、オンプレミス環境を「月額・従量制」で導入できるATSのソリューション『ピタッとキャパシティ』をご紹介します。本サービスを利用すれば、お客様のセキュリティポリシーに合致したデータセンターにHPE SimpliVityを設置し、パブリッククラウドと同等の使い勝手と月額費用処理が可能になります。

オンプレミスか、クラウドか、「ピタッとキャパシティ」か!

『ピタッとキャパシティ』は、日本ヒューレット・パッカードが提供する「HPE GreenLake」をATSが独自に拡張したサービスです。お客様はリソースの使用量に応じて費用を支払うモデルへ移行できることに加え、インフラ運用をすべてATSにお任せいただけます。HPE GreenLakeは世界56カ国およそ600社で採用されており、オンプレミス、クラウドに続く第3の選択肢として日本でも着実に支持を伸ばしています。

IT部門の人材不足を「ピタッとキャパシティ」で解決!

さて、経済産業省が発表した『DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』によると、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に必要なIT人材は、今後ますます不足することが予想されています。レガシーシステムを維持するための時間とコストを削減して、新しい収益を生み出す「攻めのIT活用」へ一刻も早く軸足を移さなければなりません。

ある企業では、IT部門の変革と新しいチャレンジのために、『ピタッとキャパシティ』の戦略的な活用を始めました。システムのオフバランス化と運用アウトソーシングは、人材不足に直面するIT部門にとってリソースと時間を生み出すための非常に有効な手段です。この企業では、レガシーシステムの維持から脱却したIT部門が、業務部門と協力して生き残りを賭けたDXへの取り組みを前進させています。

DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~ (経済産業省) をもとにアルファテック・ソリューションズ株式会社が作成

ハイブリッドITの実現へ、着実なロードマップを!

ATSがお勧めする『ピタッとキャパシティ』の活用シナリオをご紹介しましょう。すべてのお客様が、程度の差こそあれ新旧混在したシステムの運用・保守に人材を投入されていると思います。まずは、この環境を見直しませんか。

ステップ①は「オンプレミス環境のサービス化」です。既存システムを『ピタッとキャパシティ』で月額・従量制に移行してください。狙いは既存システムの運用・保守にかけている時間とコスト、IT部門の負担を大胆に削減することです。HPE SimpliVityでインフラを刷新することも可能ですが、既存システム資産を提携のファイナンス会社へ売却・サービス化するシナリオもお選びいただけます。

ステップ②では、パブリッククラウドとオンプレミスを適材適所で組み合わせる「ハイブリッドIT」の理想を目指します。IT部門の経験とノウハウを活かし、DXを加速させる新しいIT環境の実現に邁進してください。ATSは、お客様の構想を具現化するためのコンサルティングとサービスを提供し、最新のテクノロジーを活用したDX時代のIT環境の実現を強力にサポートします。

あなたの理想のハイブリッドITとは?

ハイパーコンバージドインフラ製品HPE SimpliVityは、オンプレミス環境にパブリッククラウドと同等の俊敏性と柔軟性をもたらしました。この環境をクラウドと同じ「月額・従量制」で使えるとしたら・・・それは、ハイブリッドITのひとつの理想ではないでしょうか。ぜひ、お客様の構想やアイデアをATSにお聞かせください。次回は、HPE SimpliVityの最新の導入事例をご紹介します。



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ブログ記事は掲載時点(2019年8月)における情報をもとに執筆しており、著者の意見や経験に基づく内容を含んでいます。掲載している情報の正確性について万全を期しておりますが、その内容について保証するものではありません。