CASE 1 病院 規模:約200床
将来的なOffice 365への移行を視野に、オンプレミスのExchangeのバージョンアップと
同時にハイブリッド構成へ
病院内のユーザーはオンプレミスのExchageサーバーを利用し、外出先ではOffice 365を利用します。認証は、オンプレミスのActive Directoryのユーザーを使用するため、ディレクトリ同期やフェデレーションを構成しました。利用者は意識することなく、自席でも出張先でもメールを利用することができます。
Exchangeシステム構成
CASE 2 病院 規模:約600床
電子カルテのリプレースにあわせて、SharePoint、Exchange Onlineの環境を導入
病院スタッフは毎朝必ずポータルを立ち上げます。ポータルを開けば、電子カルテ、病院からのお知らせ、施設予約、病床稼働率などの経営指標、メールを確認することができます。CASE1と同様、ユーザーはオンプレミスのActive Directoryで管理しています。
概略図
Office 365へのアクセスは、IPアドレスで制限。(院内からしかアクセス出来ない。)
CASE 3 病院 規模:約160床
Exchange Onlineを利用。
情報系ネットワークの更改に合わせて、オンプレミスのメールシステムからExchange Onlineへ移行。
外部からのOffice 365不正アクセスを禁止するため、Online Service Gateで端末制限。(IPアドレス制御、証明書、専用ブラウザーのみ許可、メールクライアントの4種類の制御方法のうち、証明書でのアクセス制御を採用)
今まではメールアドレスを持つのは一部だったが、Exchange Onlineにしたタイミングで、必要な人にメールを割り当て。(病院では、一般的に職員全員がメールを持っているわけではない。)
紙で回覧していた情報をメールで共有。
オンプレミスのメールサーバーは、情報システム部のメンバーでは運用できない。(スキル不足。今まではベンダーに運用をしてもらっていた。)
概略図
その他、Office365の活用方法
Skype for Business
ネットワーク内でビデオ通話が可能な為、遠隔診療にも採用されます。ビデオ会議システムを使用した遠隔診療よりもコストが低くなります。但しカメラの性能が求められるような場合にはビデオ会議システムを採用をおすすめします。
SkypeにはIM(インスタントメッセージ)機能もあるので、院内の職員間のコミュニケーションにも使えます。
One Drive for Business
どこからでも、どのデバイスからでも簡単に保存、アクセスできます。組織内外の相手と共有することができるので、セキュリティを維持したままシームレスな共同作業が可能となります。 ファイルサーバーの置き換えとしてご利用される方が増えています。
Share Point
SharePointで院内ポータルサイトを構築し、多岐に渡るツールを1つの画面に集約します。職員へのお知らせ、内線番号表、施設予約、e-ラーニング、スケジュールなどの他に平均在院日数や病床稼働率などのデータをグラフ表示されるので、意識することなく情報が浸透します。
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、チャット、ファイル共有、ビデオ通話の機能を持ち、共有のワークスペースを提供します。
簡単にチームメンバーと会話したり、ファイルを共同作業したり、お気に入りのアプリを使ったりできます。
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