エンドポイント統合管理プラットフォーム
VMware Workspace ONE
デバイス・場所を問わず、セキュアなアクセスを可能にする
デジタルワークスペースを提供するプラットフォーム
VMware Workspace ONEは、あらゆるデバイス(エンドポイント)を単一の管理画面から管理・運用を可能にする統合エンドポイント管理(UEM:Unified Endpoint Management)ソリューションです。
セキュリティとコントロール性を確保しながら、柔軟性のあるデジタルワークスペースを提供します。
セキュアなアクセス環境の実現のためIT部門に求められる課題
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ユーザーデバイスの多様化に
伴う、あらゆるデバイスの
信頼性確保 -
オフィスや自宅など、
様々な場所からの
アクセスの保護 -
最新のアプリケーションを
サポートし、ユーザーの利便性を向上
VMware Workspace ONEによるデバイス管理とゼロトラストアクセス
VMware Workspace ONEの6つの主要機能
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サポートプラットフォーム
・Windows 10 以降 (Windows 11対応)
・iOS 12.2 以降
・Android v4.4 以降
・macOS 10.14 (Mojave)以降
・Windows Mobile
・Linux Devices
Workspace ONE UEM
①統合エンドポイント管理
ひとつの管理コンソールで、 iOS、Android、Windows、macOS など、あらゆるエンドポイントのライフサイクル全体を一元管理します。 セキュリティポリシーに反する端末の排除や、カメラなどの機能制限といった多彩なセキュリティ機能を提供し、安心安全なテレワークやモバイルワークを支援します。
デバイスリスト(Workspace ONE UEM ダッシュボード)
画像出典:https://docs.vmware.com/jp/VMware-Workspace-ONE-UEM/services/iOS_Platform/GUID-DeviceMgmtOverview.html
最新のサポート状況は Supported Platforms (vmware.com) よりご確認いただけます。
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・シングルサインオン(SSO)
・条件に基づいたアクセス
・多要素認証(MFA)
・主要プラットフォームに対応
・Web - iOS - Android
・Mac - Windows
・内部アプリも掲載カタログに掲載可能
アプリ管理とSSO
②アプリ管理とSSO
ネイティブアプリに手を加える事なくWebアプリと同様なシングルサインオン(SSO)を実現し、ユーザーの利便性を向上させます。
内部アプリ、SaaSアプリなどが統一された「アプリケーションカタログ」
画像出典:https://techzone.vmware.com/resource/workspace-one-access-architecture
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自動化のメリット
・キッティング作業の工数削減
・デバイスの配布や入替えの迅速化
・手動設定による構成ミスやエラーの抑止
デバイス構成の自動化
③デバイス構成の自動化「ゼロタッチ プロビジョニング」
IT 管理者がアプリや設定を Workspace ONE UEM に事前登録すると、クラウドから各ユーザーの Windows デバイスに自動的に適用されます。
Microsoft の「Autopilot」や「PPKG」などと連携することで、IT 管理者の手を介さない「ゼロタッチ プロビジョニング」を実現します。
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ユースケース
・ネットワークやアプリケーションの問題に対する迅速なトラブルシューティングおよび修正
・ユーザーへの操作説明
・企業所有デバイスへのリモート操作
・トレーニング向けのリモートセッションの録画
Workspace ONE Assist
④リモートアシスト
該当デバイスの画⾯を⾒ながらサポートや代理操作を⾏えます。
リモートからのトラブル対応を可能にすることで、管理者の運⽤負担の軽減とユーザー満⾜度を向上させます。
リモートセッションの操作画面
画像出典:https://blogs.vmware.com/vmware-japan/2020/04/workspace-one-assist-remote-support.html
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主なメリット
・作業環境を犠牲にすることなく複雑な環境とセキュリティを管理
・ユーザーの使用環境に影響を与える可能性がある問題を迅速に解決
・デバイスとアプリケーションの使用状況を効率よく監視することでリソースを最適化
・セキュリティの脆弱性の検出と修正の自動化
Workspace ONE Intelligence
⑤統合されたダッシュボード(可視化と自動化)
Workspace ONE Intelligence で、デジタルワークスペース全体を把握することができます。
統合されたインサイトと自動化機能により、IT 作業、問題解決、およびパッチの展開が高速化できます。
画像出典:https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=6lImLjggIi8
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想定される利用ケース
・手元に見当たらなくなった時、音を鳴らす
・紛失後に、紛失した端末をロック
・紛失後に、紛失した端末情報を削除
・パスワードをリセット
セルフサービスポータル(SSP)
⑥セルフサービスポータル
ユーザーは、紛失したデバイスの位置情報などを確認し、デバイスのロックなど初動対応を⾏うことができます。
デバイスが⾒つからない場合、ユーザー⾃らデバイスの初期化ができます。
ユーザー向け端末管理のWebサービス「セルフサービスポータル」
画像出典:https://blogs.vmware.com/vmware-japan/2016/12/airwatch_basic_10.html
VMware Workspace ONE -4年連続でリーダーに選出-
VMwareは 『2021 Gartner Magic Quadrant for Unified Endpoint Management (UEM) Tools』で、ビジョンの完全性と製品ソリューションの実行能力において、4年連続でリーダーとして選出 |
VMwareの強み
エンドツーエンドのソリューション
VMwareは、「デバイス管理」「シングルサインオン」「リモートサポート」「リモートアクセス」「エンドポイントセキュリティ」「分析と自動化」「仮想化」を含む完全なパッケージを持つ唯一のベンダーでした。
シンプルさ
VMware Workspace ONEは、テンプレート、ベースライン設定、およびウィザードを提供し、IT 管理者のオーバーヘッドを削減します。また、従来の管理機能と最新の管理機能をシームレスに統合しており、異なるツールを統合する必要はありません。
柔軟性
VMwareはこの調査において最も柔軟なアーキテクチャを提供しています。競合他社はさまざまなアーキテクチャを提供していますが、どのコンポーネントをどこにインストールするかを選択できる柔軟性に欠けています。
レポートの全文はVMware社のサイト(https://www.vmware.com/learn/1053407_REG.html)よりダウンロードいただくとご確認いただけます。
ライセンスと価格
機能とライセンス
Standard | Advanced | Enterprise | ||
- | ・アプリケーションで使用するストレージ容量(デフォルト) | 25GB | 50GB | 50GB |
デバイス管理 | ・デバイスのポリシー、システム・構成の設定(PC・モバイル) ・最新のデスクトップ管理(デバイスのオンボーディング) ・IT コンプライ アンス自動化 エンジン(ポリシー、アプリ許可リストなど) |
○ | ○ | ○ |
・GPO設定、BitLockerライフサイクル管理など ・テレコム管理(データ、通話、メッセージの利用状況を追跡) |
○ | ○ | ||
・OSアップデートの自動化 | ○ | |||
アシスト | ・リモート管理および制御ツール(Workspace ONE Assist) | アドオン | アドオン | アドオン |
アクセス | ・アプリケーション カタログ ・ID プロバイダー連携(Active Directory, LDAP, Okta, Pingなど) ・SSO、条件に基づいたアクセス制御、多要素認証(MFA) ・モバイル E メール管理(ActiveSync:Office 365、G Suiteなど) |
○ | ○ | ○ |
レポート | ・Workspace ONE UEM のレポート、Workspace ONE Intelligence のカスタムレポート | ○ | ○ | ○ |
・ルールに基づくアクションや通知の自動化、機械学習に基づくリスク分析 ・EDRやCASB製品との連携による予測型のセキュリティ機能 |
○ | |||
アプリ | ・アプリケーションのインストール・構成・割り当て | ○ | ○ | ○ |
・Workspace ONE Boxer(Eメール・予定表・連絡先) ・Workspace ONE Cards™ (名刺管理)、Workspace ONE Web(Webブラウザ) |
○ | ○ | ||
・Workspace ONE Notebook™(メモ・タスク管理) | ○ |
詳細は VMware Workspace ONEのエディションの比較 よりご確認いただけます。
ライセンスの参考価格
参考価格(サブスクリプション)
Workspace ONE – 価格と比較
Standard | Advanced | Enterprise | |
デバイス単位 | 3.78 ドル (45.36ドル/年) |
6.00 ドル (72.00ドル/年) |
10.00 ドル (120.00ドル/年) |
ユーザー単位(5デバイスまで) | 6.52 ドル | 10.90 ドル | 15.00 ドル |
・表示価格は、2022年7月時点での米国市場での参考価格(12 か月の前払い+ Production Support) です。
・ライセンスの最小購入数は、25デバイス/25ユーザー からの購入となります。
追加は1ライセンスからです。
・契約期間(1~5年)やサポートレベルなど、その他の課金形態のライセンスもあります。
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※その他、記載の社名や製品名は各社の登録商標または商標です。
※製品名の表記において ™ や ® は省略しています。