自治体共同クラウドで、
スマート・シティを実現
政府・自治体・民間の手続きの電子化を実現する「デジタル・ガバメント」 (行政サービスのクラウド化) と、サイバー空間と現実世界を融合させる情報化社会に続く「超スマート社会の実現」(Society 5.0) を補完し、小さな市区町村でも 「人」「サービス」「クラウド」による「ネットワーク接続された都市」 (コネクテッド・シティ) を享受できる行政サービス専用のハイブリッド・クラウド型の自治体共同クラウドを提供します。
© Microsoft ICON
© LGCCC Design
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自治体共同クラウドの
3つのサービス・モデル環境を提供
本人の真正性を確認するためにWindows Helloによる生体認証など二要素認証 (顔認識、虹彩認識、指紋認証) によるMicrosoft 365サイン・インとAzure連携シングル・サインオン (SSO) をDaaSが提供します。基幹業務、内部業務、学校ICTの各スタックは、堅牢なコンテナ構造のPaaSが提供し、業務システムの移行環境は、計算処理 (仮想マシン/コンテナ) が担当し、業務DBとファイル・サーバー環境は、バックアップなど記憶域 (災害復旧、差分保存、長期保管) が担当します。さらに、IaaSは、Azureとの仮想ネットワーク・ファブリック環境を提供します。
DaaS
Desktop as a Service
- 仮想デスクトップ基盤(VDI)
- Windows仮想デスクトップ(WVD)
- 遠隔デスクトップ・サービス
(RDS/RDSH) - Intune(モバイルデバイス管理)
PaaS
Platform as a Service
- COMPUTE(VNET、NVGRE)
- STORAGE(SDS、外部記憶域)
- NETWORKING(SDN,XVLAN)
- システム管理センター(SMC)
- 移行サービス
IaaS
Infrastructure as a Service
- テナント管理・仮想マシン管理
- 業務アプリ開発(vCPU、コア)
- メッセージング(Webサービス)
- プラットフォーム(スタック)
- Windows管理者センター(WAC)
コネクテッド・シティにふさわしい高速で、
安全な接続環境を提供
自治体共同クラウドのクローズド・ネットワーク (Equinixのクラウド相互接続ネットワーク) から安全にMicrosoft 365 (Azure) にセキュアな相互接続を実現します。テレワーク環境の接続は、外界からの脅威と脆弱性を保護した、安心なAD管理接続による非公開の仮想IPアドレスを使ったリバース・コネクト方式による保証されたアクセスを実現します。これにより、コネクテッド・シティのワークライフを享受することができます。
セキュリティに堅牢な
自治体共同クラウドの
プラットフォームを提供
総務省のセキュリティ強靭化で設計したプラットフォームは、内部業務、基幹業務、学校ICTおよびインターネット接続口 (都道府県情報セキュリティクラウド) などスタック (区画) を分離したコンテナ (耐タンパー性構造) 型の基本設計にしました。また、ネットワークは、自治体コードで認証されたプロトコル (BGP) だけが通過できる境界管理 (門番) と、ドメイン制御およびマルチ・テナント構造のプラットフォームを仮想ネットワークで接続する構造設計にしました。システム監理者 (シスアド) は、Windows Admin Center (WAC) だけでクラウドを運営することができます。