現在の仕事内容を教えてください
市町村などの地方公共団体(自治体)を主としたITインフラの提案や構築を担当しています。最近ですと、特に需要が大きいのがテレワークのためのシステム構築ですね。自治体の場合は、セキュリティを担保するために直接のインターネットアクセスが許可されていません。それを前提として、仲介サーバーなど活用しながら、職員の方々が自宅や出先からでも業務を遂行できるシステムを構築することが私たちの仕事です。
1日のワークログ
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- 9:00
- メールチェック、タスク確認
- 10:00
- 社内打ち合わせ(資料チェック、進捗確認)
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 社外打ち合わせ(課題の確認)
- 15:00
- システム構築、検証作業
- 17:00
- 検証結果のレポート作成
- 18:00
- 業務終了
ATSへの入社を決めた理由は?
最初にATSに出会ったのは2014年です。その頃は別の会社に所属しながら、ATSにパートナーとして派遣されて自治体案件のお手伝いをしていたんです。次第に提案書の作成などにも携わるようになる中で、「もっとお客様と近いポジションで働き、自らも新しいビジネスを生み出したい」と思うようになり、ATSへの転職を決めました。ちょうどATSとしても自治体案件に特化したグループを立ち上げるようとしていた時期でもあり、タイミングも良かったのだと思います。
入社して1年が経ちましたが「学ぶべきことはたくさんあるな」というのが率直な印象です。特に、提案力をはじめとしたビジネススキルはもっと磨いていきたいと強く思います。これまでは主に技術者として物事を考えてきましたが、お客様と直接やりとりするからには、より高い目線でサービス全体を把握することが求められます。システム導入で採算性はどのくらい改善するのか。工数はどれくらい発生するのか。技術以外も含めた幅広い視点で、より精度の高い提案をしていきたいと考えています。
仕事のやりがいや面白さは?
自治体案件では、自分たちが構築したシステムを何百人、何千人という職員の方々が使用することになります。自治体職員の方々が働きやすい環境をつくることは、その自治体で暮らす人々をサポートすることにもつながっているはずです。そうやって多くのみなさんの暮らしを裏方として支えていけることが、この仕事のやりがいだと思います。
直接の仕事相手となる自治体の担当職員は、「ダメなところはダメ」とはっきり仰ってくれる方が多いですね。みなさんプロですから、中途半端な提案では決して認めてくれません。そういった厳しいお客様を相手にするからこそ、「前よりも使いやすくなったよ」と評価していただいたときの喜びは大きい。簡単ではありませんが、その分の手応えもしっかりと得られる仕事です。
この仕事の大変ところは?
仕事をしていて「大変だな」と思うことは、実はあまりありません。お客様から「これは難しいぞ」というお願いをされることもありますが、そこをなんとかするのが私の仕事ですから。「それはできません」とはなるべく言いたくないんです。もちろん技術的に不可能なことはありますが、そう結論づける前にまずは手を尽くしたい。そうでなければお客様にも失礼です。その姿勢はこれからも貫いていきたいですね。
学生のみなさんへひと言
ATSはとても風通しのいい会社です。若手の意見もしっかりと聞いて、どんどん案件を任せてくれる。学びたい技術があれば、研修などにも積極的に参加させてくれます。単純に「いい人が多い」こともATSの魅力ですね。何か困ったことがあれば、チームの仲間たちが気軽に相談に乗ってくれます。大きな裁量を与えられながら、チームワークもしっかりと機能している。周りの人も巻き込みながら、大きな仕事にチャレンジしたいという方には、最適な環境だと思います。