現在の仕事内容を教えてください
インフラ系のソリューションや、サーバーなどのハードウェアの営業販売を担当しています。クライアントは一般企業ですので、展開する事業ごとにお客様のニーズも多種多様です。お客様のご要望に如何に応えるかが、この仕事の難しさでもあり面白さだと感じています。
営業として心がけているのは、お客様が相談しやすい状況や雰囲気をつくること。例えば、毎週2時間、お客様の元に常駐する日を設けることがその一つです。打ち合わせのテーマも特に決めず、「何か気になることがあれば、いつでも話しかけてください」というスタイルで関わっています。結果、お客様も「これから商談だ」と構えることがないため、以前よりも気軽に相談してくださるようになりました。まだまだ完ぺきではありませんので、お客様の希望が叶うよう、常に最適なコミュニケーションの形を模索しています。
1日のワークログ
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- 9:00
- 常駐先へ直行
- 10:00
- クライアントオフィスに常駐
- 12:00
- 昼食、移動
- 13:00
- 帰社、メールチェック
- 14:00
- 見積書作成
- 15:00
- 社内打ち合わせ(社内SEとの擦り合わせ)
- 17:00
- ベンダーとの進捗共有
- 18:00
- 帰宅
これまでのご経歴は?
最初の4年間は、ヘルスケア部門で病院をはじめとした医療系のお客様向けの営業を担当しました。最初は営業のこともITのことも何もわからなくて。それでもやってこられたのは親身になってサポートしてくれる先輩がいたからです。一番印象に残っているのが、私が打ち合わせの中でお客様の名前をうっかり呼び間違えてしまったときのこと。打ち合わせの後、いつもは優しい先輩に厳しい口調で叱責されてしまいました。「そこは絶対に間違えちゃいけない」と。そういう基礎の基礎から指導してくれる先輩がいたからこそ今の私があるのだと思いますね。
その後、5年目で現在の部署へと移り、今年で7年目となります。気づけばもう社内でも中堅のポジション。これからは自分が成長するだけでなく、今度は私が後輩たちの成長を後押しできるよう、頑張っていきたいですね。
仕事のやりがいや面白さは?
今担当しているお客様は、先輩から引き継いだクライアントなんです。最初はプレッシャーもありましたし、何よりも打ち合わせの中で「前任の方のときは……」と言われるのが、とても悔しくて。かといって、一朝一夕に信頼関係を築くテクニックなんて、結局は存在しないんですよね。とにかくコツコツと、ひとつずつ取引の実績を積み重ねていくしかありません。だからそのお客様から「今井さんだからお願いできるんだよ」と声をかけていただいたときは、今までの努力が報われたようで、本当に嬉しかったですね。
ATSに向いているのはどんな人?
一足飛びに成果を上げたいという人よりも、目の前の仕事に誠実に向き合える方に向いている会社だと思います。私自身、一歩ずつ目標に向かって進んできたタイプだから、そう感じるのかもしれませんね。仕事のペースをつかむまでは苦労することもあると思います。けれどそんなときはいつでも周囲の仲間が相談に乗ってくれるはずです。私もそうやって仕事を覚えてきました。きちんと目標を見据えて、着実に物事に取り組める方であれば、きっと活躍できる環境だと思います。
学生のみなさんへひと言
自分が「楽しい」と思えるポイントが、なるべくたくさんある仕事を選んでほしいですね。私は、今の仕事がすごく楽しい。もちろん大変なこともありますが、クライアントやベンダーさんをはじめ、本当に幅広い業界の方々と一緒にお仕事ができることが、本当にワクワクするんです。ぜひみなさんも自分の「楽しさ」のポイントをしっかりと見極めて、それにマッチする仕事や会社を探してみてください。