現在の仕事内容を教えてください
経営企画部のサブマネージャーと、経営企画部内にある経営戦略チームのリーダーを兼務しています。主な仕事は大きく3つです。まずは経営陣の考えを抽出・整理して、経営判断を支援すること。5年後、10年後のATSはどんな会社に成長していくのか、について、経営陣が抱いている抽象的なイメージを具体的な計画に落とし込んでいく役割を担っています。二つ目の役割は事業部門をサポートすること。システムツールの導入や、社内制度の見直しなど、より効率的な働き方を実現する仕組み作りに取り組んでいます。最後に最も大切なのが、経営陣と社員の橋渡し役となることです。トップはどんなビジョンを描いているのか、現場はどんな課題を抱えているのか。そうした情報がスムーズに流れるように交通整理することで、会社全体が健全に機能するように調整しています。
1日のワークログ
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- 9:00
- 週次経営会議の準備
- 10:00
- 週次経営会議
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 社外打ち合わせ
- 14:00
- 部門長会議
- 15:00
- 社内セミナーの開催・運営
- 17:00
- 会議での決定事項の処理
- 18:00
- 業務終了
これまでのご経歴は?
メーカーに10年間勤務した後、不動産事業会社の経営企画室長を経て、2020年からATSで働きはじめました。だから実は、IT業界は未経験なんですよ。それにも関わらず、経営企画というポジションを任せていただけているのは、ATSが常に変化を求めている企業だからだと理解しています。実際に、経営陣だけでなく現場を統括する部門長の方々も、業界経験を気にすることなく、私の提案にいつも真摯に耳を傾けてくれます。そうした期待に応えるためにも、さらな創意工夫をもって仕事に臨んでいきたいですね。
仕事のやりがいや面白さは?
2021年の4月から始まる中期経営計画の課題設定に携われたことは、自分にとって大きな手応えとなりました。そのなかでは成長戦略として3つの柱を掲げています。まずはさまざまなクライアントの取引を通じて、ビジネスの規模感を維持していくこと。同時に技術力をテコとしてサービスのさらなる高付加価値化を進めていきます。その上で、安定的な成長を支えるストック型のビジネスをさらに拡充していくつもりです。この3つの軸を中心に、会社としてさらなる成長をめざしていきます。
働き方改革をさらに推し進めていくことも経営計画に明記しました。目標とするのは、より生産的で柔軟性の高いワークスタイルの確立です。テレワークはもちろん、社員一人ひとりがもっと自由に働き方を選べるようにしたいですね。その一環としてシニア雇用をはじめとして、年齢やライフステージにとらわれない多様な働き方も推奨していくつもりです。こうした会社全体をドラスティックに変えるような取り組みに関われることが、経営企画の面白さですね。
ATSの好きなところや自慢できるところは
しっかりと議論できる社風があることではないでしょうか。それはつまり、健全な組織運営ができているということです。社内制度もきちんと整っていて、社員へのケアも充実しています。ワークライフバランスについても言うことはありませんね。強いていうなら「個人的にはもう少しワークを増やしてもいいな」というくらいです。それくらい家族との時間はたっぷり取れていますね。10歳と1歳のふたりの娘の子育てにも、楽しく取り組めています。最近は残業も少ないですし、テレワークも活用しているので、ほとんど毎日のように家族の分のご飯を作って、お皿洗いまでしています。この働きやすさは、間違いなく自慢できるところですね。
学生のみなさんへひと言
創業50年を超える企業ならではの成熟した文化と、変化を恐れないチャレンジ精神が両立していることが、ATSの何よりの魅力だと感じています。だからこそ「安定したキャリアを積みたい」という方にも、「ここで一旗上げたい」という野心的な方にも、どちらにもおすすめできる環境です。いずれにしてもATSで経験を積めば、どこにいっても通用する人材へと成長できることは間違いありません。ATSで重ねたキャリアは、きっとあなたの人生の大きな糧となるはずです。